(続)はまゆう乗船録

翌朝、別に乗り過ごす心配もないのにいつも通りの時間に目が覚める。レストランに入っても良かったのだが持ち込みのどん兵衛をここで食べることに。

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とった部屋、というか席はケチって最安のツーリストA。それでも布団はあるので雑魚寝のカーペットなんかよりはかなり快適で、寝るだけの場所だと割り切ればOK 一番端っこの区画は荷物置き場が広めでちょっとしたお得感ありです(散らかった画像でアレですが…)

 

一息してから朝8時に大浴場へ。レストランが開いている時間帯なら空いているのでは、と考えて行ったら当たりでした。

話題になっていた露天風呂も早い時間なら一人だけで入れましたね。衝立があるのでオーシャンビューは浴槽に浸かってる間は隙間から見るしかないものの、お高い旅館でも泊まらないと見れない景色を見れるのは素晴らしいの一言。お高い旅館泊まったことないけど

ただ、時速50キロ越えの船上にあるので風は強いし揺れるので、温泉というよりは、あったかい海に浸かってる感覚でしょうか。タオルは押さえてないと吹っ飛びます。

 

湯上がりにコーラを開けてぼんやりと、海や行き交う船を眺める。まさしく長距離フェリーでしか得ることができない栄養素がそこにある

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しかし並走する船はガシガシ追い抜いていく…東京九州フェリー、恐ろしい子

 

さて午前中にある見どころは10時過ぎ、横須賀発のフェリーとすれ違うことでしょう。僚船のそれいゆが近づき、互いに汽笛を鳴らす

f:id:iysy5030:20220213223907j:imageしかし、こちらからは逆光なのが惜しいところ

 

昼夕はレストランで食事しました。

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夕食に頼めるビーフシチューが美味い。それでいてそこまで高くないのも有難いことで

 

久しぶりに外洋を通る長距離航路に乗ったんですが、風が強い以外は天気が良くて良かったですね。最安12000円で、ここまで寛いで東京九州間を移動できるのは時間に余裕がある時は良いもんです。

しかし時たま揺れ出したりして、一時的に軽く酔ったような感覚があったので酔い止めは持ってきたほうが良さそう…揺れ出した、と思ったらすぐ収まったりしたので軽めで済んだのだろうか。

惜しい点はレストランの営業時間が朝昼夕ともに一時間しかない所。二時間ぐらい開けて欲しい所だけど、事情あってのこの時間なのだろうか

 

余談ながら、門司までの電車と横須賀からの電車でほぼ丸一日揺さぶられたのでその晩は久しぶりに陸酔いしました。

 

おしまい