台湾へ行ったお話(4)

前回の続きから、枋寮駅着の時点で「ああアレね」と言われるやつです。

f:id:iysy5030:20190819191108j:plain

例のアレ

f:id:iysy5030:20190819191312j:plain

台鐡で唯一定期で走っている普快車、かつ旧型客車で運行されている「普快3671次/3672次」に乗りたかったわけです。(これは枋寮発台東行きの3671次)

乗り換え時間20分あるから余裕もって写真撮れるやろ、とか思ってたら物凄い雨に難儀してしまいます…とはいえ、豪雨の中に佇むオンボロ客車列車はこの世のものと思えない、どこか幻想的な雰囲気を醸し出していて印象に残りました。

f:id:iysy5030:20190819192749j:plain

車内はガラガラ、というより皆海側に座っている

この列車、「土日は混む」と聞いていたので金曜日に乗りに行ったんですが、それでも普快車目当ての観光客や現地鉄チャンが20人くらい乗ってました。

そんな中、列車は定刻に枋寮駅を発車しました。

この列車、非冷房なので窓を閉めていると当然暑い。しかし雨が降り続いているので窓を開けたくない…茹だりきる前に自強号車販のお弁当*1を食べてしまうことにしました。

f:id:iysy5030:20190819192337j:plain

車内に台鐡便當を持ち込む典型的観光客ムーブの図

途中から小雨になったので窓を開けたんですが、そうすると今度は弁当のフタが風で揺れて食べにくい始末。イメージとは裏腹に駅間は飛ばすんですねこの列車。お弁当は冷房がガンガン効いた自強号とか莒光号の車内で食べるのが正解らしいです。

気付いたら列車はずんずん山奥に進んでいきました。

f:id:iysy5030:20190819195800j:plain

ブレブレ写真だがトンネル内での雰囲気はまさしく夜汽車。堪らない

f:id:iysy5030:20190819200304j:plain

パッと見はDD51がスハ43系とか12系を牽いてる30年ぐらい前の日本、みたいに見える

単線なのでちょいちょい優等列車の退避とか行き違いをするために10分くらい停車するんですが、その度にみんな外へ出て写真撮ってるあたり含めて、日本っぽいなぁと思った次第です。もっとも車内にいたところで蒸し暑いから、というのもありそうですが。

しばらく北上すると全員が一斉に進行方向右側に移動し始めました。

f:id:iysy5030:20190819201744j:plain

f:id:iysy5030:20190819201923j:plain

フィリピン海を望む。このルートのハイライトと言える風景

なんかピッタリな言葉が思い浮かず、ひたすら「いい…」としか言えません。語彙のないオタクですみません。実家最寄りの電車でも海は見れるんですけど、ローカル列車から海を見ると旅の実感が湧くものです。ベタだけどいいよね。(また語彙がない表現)

太麻里駅あたりから車窓風景が開けてきます。

f:id:iysy5030:20190819204009j:plain

見た目がタキ3000っぽい貨車

途中の知本駅で交換列車の遅れがあり、乗っている普快3671次はそのまま数分遅れて台東駅に着きました。

f:id:iysy5030:20190819204631j:plain

台東駅着。2時間半の乗車でした

乗車時間2時間半、こんな言い方するのもアレなんですがそろそろ飽きてきたな、という頃合いに終点に着くのでちょうどいい列車です。

問題は台東駅周辺で1時間半待たないといけなかったことですが、無料充電スポットとか無料のWi-Fiを利用できるのはありがたいところ。なによりここでの待ち時間中にSIMカードを使えるようにできてホッとしました。

次回に続きます。

*1:80元 日本円で300円程度